京間、関東間、九州間・・・ | 住まい・建築・デザインに関するコラム
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 +D設計室プロジェクトノート

  〜現在工事中、計画中の建築レポート〜

PROFILE

 プラスディー設計室の室長(代表)。

 エンジニアリング開発の専務。

 住まい、建築、デザインに関して
 鹿児島県、鹿屋市、設計事務所、
 家づくり、建築家、不動産、資産運用
 デザイナーズマンション、インテリア
 などについて偉そ〜に語っている
 コラム(ブログ)です。


 
 


     

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京間、関東間、九州間・・・
以前、メーターモジュールと尺モジュールという記事を書いたように、当社では木造の場合、尺(910mm)モジュールで基本的にプランを考えています。


その他に京間と関東間というものがあります。本当の意味ご存知ですか?



京間(本間)というのは畳サイズが6.3尺×3.15尺(1910mm×955mm)の「畳割り」で寸法を決めることです。
柱芯で考えると畳のサイズに柱のサイズを加えますから、柱が120mmだとすれば、柱芯は985mmモジュール、(柱寸法が105mmなら柱芯は980mmモジュール)ということになります。つまり、柱サイズ(壁厚)によって、柱芯(柱間隔)の寸法は変わります。


関東間(江戸間)というのは「柱芯」を尺モジュール(910mm)の「柱割り」で寸法を決めることです。一番一般的で当社も採用しています。
畳のサイズは柱のサイズを引きますから、柱寸法が120mmだとすれば、畳サイズは1760mm×880mmとなります。(柱寸法が105mmなら畳サイズは1767.5mm×883.75mm)。つまり、柱サイズ(壁厚)によって、畳のサイズは変わります。

※この計算は真壁の場合で考えていますので、大壁の場合や胴縁がある場合はサイズが微妙に変わります。


まとめると

京間(本間)=1.05尺(955mm)の畳割りが基準 ※壁内法基準
       ※柱割りで考えると約985mm

関東間(江戸間)=1尺(910mm)の柱割りが基準 ※壁芯基準


とまあ、これが基本です。
建築士の勉強でも習いました(笑)
現在は全国的に関東間の尺モジュール、若しくはメーターモジュールが主となっています。京間で考えることは稀です。また、多くの建材は尺モジュールを基本としてつくられているので、尺モジュール以外で考えると材料の無駄が出やすくなる欠点があります。

さてさて、モジュールには他にも中京間、関西間、中間間、四国間、九州間などがあります。違いわかります?
これがまたとっても複雑なんです・・・
例を挙げると、

・京間=本間?
・中京間=本間?
・京間=中間間?
・九州間=中間間?

矛盾してますが、実はどれも正解であり不正解。
地域によって、解釈が違うんですよ!
はっきり言って、私もよくわかりません!!
一般的には
・関東間=江戸間=田舎間=五八間
・京間=本間=関西間
・中京間=四国間=九州間=中間間=三六間
だと思うんですけど、保証はできません・・・(汗)



とりあえず、当方が住む九州間について解説を・・・。

九州間=1.05尺の柱割り(955mmモジュール)

私は勝手にこのように解釈しています。
そして九州間=中間間という解釈をしています。
ただし、これまた人によって解釈が異なるようです。

ちなみに一般的な関東間(910モジュール)より九州間(955モジュール)は1割面積が増えます。単純計算で2000万円の関東間の住宅を九州間で考えると2200万円となります。※現実には100万円増くらい?

まとめると、関東間に比べ、メーターモジュールは2割増、京間は1.7割増、九州間は1割増の面積となります。


さて、最近知ったのですが、こっちの人はを関東間(910mmモジュール)のことをキョウマと言うことがあるようです。どうやら、京間ではなく「狭間」という意味でキョウマと言っているようです。これは勘違いすると全く意味が異なるので気をつけなければいけません!!


ちなみに、設計図に書いてある帖数は通常、関東間として考えた帖数で書かれています。建築基準法では壁芯で面積を定めるようになっているからです。当社では壁芯で囲われた面積に0.605をかけて帖数を算出しています。


間取りの考え方は地域によって異なります。
京間で育った方には関東間は狭く感じる可能性があります。私の設計する住宅は狭く見えないような間取りを心がけているつもりなので、尺モジュールでも狭くみえないと思いますが、モジュールに対する考え方は建主様と意思疎通を図らないといけないと改めて思いました。
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