ガルバリウム鋼板立はぜ葺き | 住まい・建築・デザインに関するコラム
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 +D設計室プロジェクトノート

  〜現在工事中、計画中の建築レポート〜

PROFILE

 プラスディー設計室の室長(代表)。

 エンジニアリング開発の専務。

 住まい、建築、デザインに関して
 鹿児島県、鹿屋市、設計事務所、
 家づくり、建築家、不動産、資産運用
 デザイナーズマンション、インテリア
 などについて偉そ〜に語っている
 コラム(ブログ)です。


 
 


     

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ガルバリウム鋼板立はぜ葺き
当社では木造の屋根にガルバリウム鋼板の立ハゼ葺(立平葺き)を採用することが多いです。

そのメリットとしては

・軽い。
・耐久性が高い。
・台風に強い。
・緩勾配に対応できる。
・シンプルなデザイン。

などです。

よく雨音を気にされる方もいますが、
合板+アスファルトルーフィングで下地を設け、
断熱材をしっかりと入れれば、ほぼ問題ありません。
出来れば、通気層があった方がより室内への音漏れは防げます。
私の体感的にはカラーベスト(コロニアル)とあまり変わりません。
断熱性能もほぼ変わりません。※結局は断熱材の性能次第。

デメリットといえば、
・カラーベストよりは少し値段が高い。
・素地(銀色)を採用した場合、近隣より眩しいと苦情がくる可能性がある。
・沿岸部や工場地帯などでは錆が発生するのが早く、耐久性が劣る。
・下地が不十分だと雨音が響きやすい。
などですが、使い方を間違えなければほとんどデメリットはありません。

私としては一押しの屋根材です。建築家の人達はよく好んで採用しているようです。緩い勾配に強いので、キュービックなデザインの建物はまずこの屋根材です。縦はぜ葺きと似たものに瓦棒葺きもあります。どちらもシンプルなデザインですし、防水性能はほとんど変わりません。好みで使い分けていいと思います。私は立はぜの方が好きです(笑)※強風地域の場合はハゼのピッチを細かくしたり、ハゼの高さを高くする必要があります。


それでは、歯科医院の屋根葺きの様子をご紹介しましょう。


合板の上にアスファルトルーフィングを敷きます。
万が一、鋼板の下に水が入り込んでもこの上を水が流れる2重防水となってます。


屋根材となるガルバリウム鋼板です。


この様な感じで1枚1枚端から重ね、さらに吊子を重ねビスで留めていきます。
ビス部分は次の1枚で隠れるのでビスからの漏水は無い仕組みです。


そして、ジョイント部同士(はぜ)を折り曲げて一体化します。


このような感じで丁寧に折り曲げていきます。


こうやって見ていただけるとわかりますが、シンプルで信頼性の高い納まりとなっています。めくれたりすることはまずありません。強風でも漏水の恐れは非常に少ない屋根材です。


耐久性はいわゆるトタンとは比較にならないほど高いです。10年は余裕で、メンテナンスなしでも20年以上持つ場合もあります。
ただし、ゴミがたまると錆の進行が早くなります。釘などが屋根の上に落ちているともらい錆を受けてしまいます。特に緩い勾配の場合は、ゴミもたまりやすいので定期的に点検することが長持ちの秘訣です。

また、これはどの屋根材でも一緒ですが、屋根の途中からの雨漏れよりも、屋根端部からの雨漏れが一番多いです。そのため、庇先端、壁との納まりや通気口の納まりなどに注意する必要があります。特に、庇無しの納まりでは小屋裏や外壁の通気と防水を両立するのが難しいので慎重に納まりを考える必要があります。



参考資料

ガルバリウム鋼板製屋根の 長期耐久性条件について(PDF)

ガルバリウム ってなんですか?

立ハゼ葺工法 断面(MAX KENZO)
コメント
from: -   2017/02/11 8:14 AM
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