木造住宅における断熱方法の種類 | 住まい・建築・デザインに関するコラム
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PROFILE

 プラスディー設計室の室長(代表)。

 エンジニアリング開発の専務。

 住まい、建築、デザインに関して
 鹿児島県、鹿屋市、設計事務所、
 家づくり、建築家、不動産、資産運用
 デザイナーズマンション、インテリア
 などについて偉そ〜に語っている
 コラム(ブログ)です。


 
 


     

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木造住宅における断熱方法の種類
では断熱について書いていきます。


ここ日本では本当に様々な断熱方法があります。工法を細かく分類していくと無限というくらいあるかもしれません。
主流な「木造住宅」における大まかな分類を書くと、

充填断熱工法(俗に言う内断熱)

外張り断熱工法(俗に言う外断熱)



この2つにわかれると思います。
他には両方を組み合わせた付加断熱という手法もありますし、ログハウスなどの木材だけで断熱する手法もあります。


日本ではほとんどの住宅が「充填断熱」で、その種類もまた多種にわたります。
最も多いのがグラスウールやロックウールによる鉱物繊維系断熱材による断熱です。その他、プラスチック系断熱材を使用する場合もありますし、最近ではセルロースファイバー(デコスドライ等)などによる木質繊維系断熱材も普及してきています。
また、ハウスメーカーのパネル工法も基本的には充填断熱された工法が主流です。

一方、「外張り断熱」は一時期ほどのブームはなくなりましたが、グレードの高い工法という位置づけで普及が進んでいます。断熱材はプラスチック系の断熱材が使われることが一般的ですが繊維系ボードが使われる場合もあります。


では、どの工法が理想かというと、どの工法も設計と施工がしっかりしていれば、高断熱・高気密の快適な住宅が実現できます。
よく「内断熱」VS「外断熱」なんて無意味な討論があります。
決着がつくわけありません。どちらもメリットがありデメリットがあるからです。
どの工法でも断熱性能は確保できます。
そして、全ての工法が設計や施工の精度次第で断熱性能が変わるのです。


ところが、様々なメーカーが自分の断熱方法の良さをアピールするために、他社の断熱方法の悪いところや朽ちてしまった断熱材の写真等を挙げて批判していることがあります。相手も同じように批判するので、批判合戦のようになってしまっています。

お客様は両方の断熱方法を比較すると、「一体どちらが嘘をついているんだ?」と思われるかもしれません。

結局、どちらも完全な嘘はついていないのですが、大げさすぎるのです。設計や施工が悪いと、どんな優秀な断熱方法を用いても不良な断熱になります。その不良の断熱結果を写真に撮って、この断熱方法はこうなるぞと批判しているのです。特にフランチャイズのメーカーに関しては断熱方法はひとつしか無いですから、自社の良さをアピールするために、悪役を無理矢理つくっているのです。これが悲しい現実です。専門書においても、フランチャイズをしている人が書いている本は非常に偏った視点から書かれていることが多いのです。


私自身はグラスウールを中心とした充填断熱を主に設計しますが、外張り断熱やログハウスも設計します。お客様のご要望による場合が多いですが、お客様の要望以外では「コスト」、「デザイン」、「施工する会社の技術」により断熱方法を判断することが多いです。どの断熱方法を採用しても快適さはあまり変わりませんから、お客様に合った一番バランスの良い工法を選択します。


前置きが長くなってしまいました。
次回から各断熱について詳しく説明していきます。
※ちょっとしばらく断熱コラムを続けていきますね。



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