家づくりには柔軟性が必要 | 住まい・建築・デザインに関するコラム
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 +D設計室プロジェクトノート

  〜現在工事中、計画中の建築レポート〜

PROFILE

 プラスディー設計室の室長(代表)。

 エンジニアリング開発の専務。

 住まい、建築、デザインに関して
 鹿児島県、鹿屋市、設計事務所、
 家づくり、建築家、不動産、資産運用
 デザイナーズマンション、インテリア
 などについて偉そ〜に語っている
 コラム(ブログ)です。


 
 


     

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家づくりには柔軟性が必要
現代はとにかく情報過多です。必要な情報以上に様々な情報が溢れていて、本当に正しい情報が見つけ出せないことが多々あります。インターネットで調べると多種多様な解答が氾濫しているし、書籍もたくさんの種類があります。


しかし、家づくりにおいてお客様に気をつけて欲しいと思うことは、視野を広く持ち、固定概念に縛られないことだと思います。


例えば、たった2、3冊の本を読んでそこに書かれていることを鵜呑みにするとか。

例えば、親戚や友人の経験話しを鵜呑みにするとか。

例えば、住宅営業マンの話しやテレビの話しを鵜呑みにするとか。

例えば、このコラムに書いていることを鵜呑みにするとか(笑)。



住宅や建築の世界で非常に特殊だと思うのは、回答がひとつではないことです。例をあげると・・・


「外張り断熱」が良い。

「床暖房」が良い。

「自然乾燥の構造材」が良い。

「珪藻土の壁」が良い。

「ベタ基礎」が良い。

「ソーラーシステム」が良い。
 
 ・・・・・・・・・


これらは全て、ある人にとっては正しく、ある人にとっては間違っている解答なのです。

家づくりは様々なことを検討し、天秤にかけ、バランスを考えながらつくるものです。

そりゃあ坪100万円もかければ、共通した規格で「ある程度の」理想の住宅はつくれます。しかし、実際にはその半分のコストでつくるわけで、それぞれの会社が、そのコスト内での一番良い住宅のあり方を模索していくのです。

そしてお客様ひとりひとりの家族構成は違うし、価値感は違うし、予算は違うし、土地は違うわけです。ある住宅ではそのやり方が正しかったとしても、他の人にとっては間違っているやり方になってしまうことはよくあるのです。だからこそ、固定概念にとらわれすぎると家づくりは失敗してしまいます。建築技術者ですら固定概念にとらわれている人はたくさんいますから、「建築のプロ」が言うことだからと信じすぎないことです。


あなたの信じているその情報は本当に「あなたにとって」正しいものですか?


「断熱」ひとつとっても、何百冊とその類の本はあると思いますが、それぞれがそれぞれの解答をし、それぞれがそれぞれの批判をしているのです。読めば読むほど「何が一番正しい」のかわからなくなってしまいます。私自身、何十冊と本を読んでも、様々な建築関係者の話を聞いても、皆、解答は違うという現状ですから、混乱してしまうこともあります。でも、それぞれの解答はある意味正しいと思うのです。その人たちにとっては。そしてどのやり方をとっても特徴があり、メリットがあり、デメリットがあるのです。



ところで、鹿児島県鹿屋市の特徴をあげてみると

「土地が広い」
「南国」
「台風の通り道」
「灰が降る」
「シラス台地が多い」
「臭い(笑)」
「施工単価が安い」

ちょっとあげるだけでも他の地域には無い特色があり、東京のことに書いてある家の理想のあり方が、そのままこの地域の理想のあり方とはならないのです。

私は私なりの理想の家づくりのあり方を見つけていくつもりです。それは一生かかるでしょう。理想の解答なんてありはしないのですから。しかし「フランチャイズ契約」や「儲けが大きい工法」などの「しがらみ」が何も無い設計事務所ですから、第3者の目で理想の家づくりを追求していけるのではないかと思います。日々勉強ですけどね。技術の進歩や時代背景によっても理想の解答は大きく変わっていくはずです。

だから、このコラムも「柔軟性」を持って読んで頂き、「判断材料のひとつ」にして頂ければと思います。


家づくりには柔軟性が必要」、つまりそういうことです。




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