白熱電球製造中止? | 住まい・建築・デザインに関するコラム
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 プラスディー設計室の室長(代表)。

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白熱電球製造中止?


では、前回の住宅の照明計画に関連して気になるニュースのことを。

白熱電球製造中止へ 3年以内? 政府、蛍光灯へ切り替え促す
ITmedia News

 政府が温暖化対策の一環として、家庭やオフィスの照明で使われる白熱電球について、電力消費が大きくエネルギー利用効率が悪いことから、国内での製造・販売を数年以内に中止する方針を打ち出す見通しとなった。白熱電球に比べ消費電力が少なく、長持ちする電球形蛍光灯への切り替えを促す狙いがある。年明けにもまとめる新たな対策に盛り込む方向。メーカーに協力を要請するとともに、海外にも同様の取り組みを呼び掛ける考えだ。

 切り替えの期間は今後詰めるが、「3年以内」とする案も出ている。温室効果ガスの排出削減を義務付けた京都議定書の約束期間が来年から始まるのを控え、排出量が急増する家庭・オフィス部門の対策を強化。全世帯が電球形蛍光灯に切り替えた場合のガス削減効果は、家庭からの排出量の1.3%に当たる約200万トンとみている。

 ただ、家庭で使う電球形蛍光灯の価格は白熱電球に比べ10倍以上と高いため、消費者の反発を招く可能性もある。

 政府はこれまでも電球形蛍光灯の普及を進めてきた。しかし、日本電球工業会によると、2006年の白熱電球の販売個数が約1億3500万個なのに対し、電球形蛍光灯は約2400万個にとどまっている。

 一方、海外では英国が08〜11年に白熱灯を段階的に廃止する方針を示すなど規制を強化しており、省エネ分野で世界最先端を自負する日本としても、製造・販売の中止を表明して切り替えを一気に進めたい意向だ。

 大手家電メーカーの試算では、白熱電球の消費電力は電球形蛍光灯の約5倍で、1万時間使った電気代は1個当たり9600円高い。蛍光灯は寿命が10倍で取り換えも少なくて済む。政府はこうしたメリットをメーカーと連携して周知、消費者の理解を得たい考えだ。



と、まあなんとも。

随分と白熱灯が悪者にされてますな(笑)
環境問題の前では雰囲気とかデザインとか人間工学は関係ということ?
結論からいうと、「蛍光灯の需要を増やす」のは当然賛成ですが、「白熱灯を製造中止」にするのは設計者としては反対です!ましてや裸電球は日本の伝統照明でもある。

第一、数も少なく、夜間の数時間しか使用しない住宅でそれほど効果があるとは思えない。そりゃあ、日中使用されている店舗の照明を全部蛍光灯に変えたら効果はあると思いますが。

一応当社もチームマイナス6%の一員ですし、基本的な政府の方針には賛成なのですが、だからといって、3年以内の白熱電球製造中止は早急すぎるのでは?と思います。まずは、一刻も早く買い替えキャンペーンなどすべきでしょう。照明メーカーのラインナップを見てもまだ対応できてません。いろんな法案は後回しにするくせに、こういう国民が混乱することだけは急いで実行しようとするのはどういうことでしょう?PSE問題のような検討周知不足の先走りに終りそうな予感・・・。


ところで、ほとんどの白熱灯照明は蛍光灯に変えることはできます。現在ではミニクリプトン球のE17口金に対応する小さな電球型蛍光灯も発売されています。
白熱灯から蛍光灯に変える場合には、最近の照明器具なら器具に対応する電球が表記されてるはずなのでそれをメモして、表記が無ければ電球を持って電気屋さんで調べてもらいましょう。前回書いたように「電球色」にすることを忘れずに。飲食店などで店員さんが知らずに交換したのか、電球色の照明に蛍光色が混じっている場合がありますが、違和感があります(笑)。

注意しなければならないのは、調光できるタイプなど蛍光灯に対応していない特殊な照明もあるということ。また、店舗や飲食店、ギャラリーなど白熱灯の雰囲気でなければ駄目なところもあります。そんなこともあって、個人的には白熱電球が完全に無くなることはあり得ないと思ってますけどね。


まあ、照明メーカーは政府の方針を受けて、商品開発の方向性を変えてくるでしょう。現在はまだ少ない調光の出来る蛍光灯や、演出性に優れた蛍光灯がどんどん発売されていくことを願います。蛍光灯の需要が広がれば、蛍光灯自体の価格も下がるのかな?LED照明のラインナップの拡充と価格低下も望むところです。


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コメント
from: -   2007/12/27 6:21 PM
管理者の承認待ちコメントです。
from: コナツパパ   2007/12/28 4:30 PM
マンションや賃貸マンション等の共用部の白熱球を電球型蛍光灯に変えると共益費がガクンと落ちますよ〜。実体験です(笑)まあ、最近の建物は最初から蛍光灯タイプが点いていますがね。。。
先日、某研修会に行きました。その会場は300人ほどが入れる場所だったのですが、天井を見上げると蛍光灯は昼白色タイプと電球色タイプが交互に点いてました。へ〜、こういう使い方もあるんだな〜と感心した次第です(笑)
from: Yasufumi Kawabata   2007/12/28 6:42 PM
マンションの電気代は馬鹿にならないですからねぇ。何せ数があるし一晩中ついてるものもあるし。
最近は流石に蛍光灯主流でしょうけど。デザイナーズマンションなんかは白熱灯を使うことがまだ多いかな?あとは、数があるから工事費を下げるためにダウンライトを蛍光灯タイプから白熱灯タイプに設計変更することは未だにあると思う。でも、これからはそういうことは無くなっていくんでしょう。


昼白色タイプと電球色タイプは面白いねぇ。ひとつのデザイン手法ですな。
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