建築探訪シリーズ3 「せんだいメディアテーク」 | 住まい・建築・デザインに関するコラム
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 +D設計室プロジェクトノート

  〜現在工事中、計画中の建築レポート〜

PROFILE

 プラスディー設計室の室長(代表)。

 エンジニアリング開発の専務。

 住まい、建築、デザインに関して
 鹿児島県、鹿屋市、設計事務所、
 家づくり、建築家、不動産、資産運用
 デザイナーズマンション、インテリア
 などについて偉そ〜に語っている
 コラム(ブログ)です。


 
 


     

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建築探訪シリーズ3 「せんだいメディアテーク」


建築探訪シリーズ3
せんだいメディアテーク

設計者:伊東豊雄
構造設計者:佐々木睦郎構造計画研究室
用途:複合文化施設
住所:宮城県仙台市青葉区春日町2-1
ホームページ:http://www.smt.city.sendai.jp/

建築業界の中では最近一番話題になった建築です。
コンペにて伊東豊雄案が選ばれてから、本当にこの模型のような建築を実現できるのか、注目され続けてきました。

せんだいメディアテークホームページより。コンペ時のイメージ模型。

海草のようなチューブの柱によって支えれた薄いフラットスラブ。このチューブは構造体であると同時にエレベーターなどの設備スペースであり、屋根から光が降り注ぐ明り取りでもあります。また、ファサードはまるで一枚のスクリーンのような存在。

本当に実現可能なのか?「ヴァーチャルアーキテクチャー」として様々な議論がなされました。

で、実際に出来上がったものはさすがに海草のような柱というわけにはいきませんでしたが、このトラスによるチューブによって支えられている姿は今までにない新時代の建築を感じさせます。まあ、正直「あ、結構ゴツイ」と思っちゃいましたが、何せ前例が無く、模型しかイメージが無かったのでしょうがないですね。
チューブの柱

とにかく私建築設計者としては凄く違和感(悪い意味ではない)を感じてしまいます。だって広い大空間の中に構造体としてはチューブしかない。普通の柱と壁が無いんです。薄い床と表層としてのガラススクリーンも効果的に働いているようです。※床となる鉄骨フラットスラブには造船の技術が使われいるそうです。


各階によって用途も違い、色使いや照明も違います。家具もいろいろ。
1F
3F
7F

この建物が公共建築というところが凄いと思います。恐らく、この建築を他の地で実現しようと思ったって大反対に会って中止に追いやられるでしょう。結局、仙台市と利用団体、住民の方の理解あってのものです(それでも伊東さんはかなり叩かれたようですが・・・)。今では仙台市のひとつのシンボルとして、また様々なイベントの起点として市民に愛されているようです。

公共建築のあり方。
ただ豪華にするのではない。
ただ安価に箱物にするのではない。
このような公共建築もあり得るんだということは素直にうれしく思うのです。

統括
「新しい時代の新しい建築」
いまや伊東豊雄は世界中で引っ張りだこ。日本で一番油ののっている建築家だと思います。そのきっかけとなったのがこの建築。
建物は柱・梁・壁・床によって成り立つもの。その概念を変えてしまった新しい時代の建築をぜひ味わってみて下さい。
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