工事現場解説シリーズ | 住まい・建築・デザインに関するコラム
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 +D設計室プロジェクトノート

  〜現在工事中、計画中の建築レポート〜

PROFILE

 プラスディー設計室の室長(代表)。

 エンジニアリング開発の専務。

 住まい、建築、デザインに関して
 鹿児島県、鹿屋市、設計事務所、
 家づくり、建築家、不動産、資産運用
 デザイナーズマンション、インテリア
 などについて偉そ〜に語っている
 コラム(ブログ)です。


 
 


     

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工事現場解説シリーズ1 「型枠の建て込み」
さあ、調子にのってシリーズ第3弾!今度は「工事現場解説シリーズ」です!どうやって建物は出来上がっていくのか?途中の工程はなかなか理解できないもの。そんな工事現場をわかりやすく解説します。


コンクリート型枠の建て込み風景


工事現場解説シリーズ1
「型枠の建て込み」

こちらの建物は壁式鉄筋コンクリート造です。外壁は打ち放しですね。型枠がオレンジ色していますが、これは塗装された型枠でツルツルしているので、コンクリートを流し込んだときに表面がツルツルのコンクリート打ち放しとなるのです。
写真の状況は、型枠大工さんが壁となる型枠の建て込みをしているところです。鉄筋の後ろ側にある型枠(外壁側)はすでに建て込みが終わっていて、今は鉄筋手前の型枠(室内側)を右手の方から順番に建て込みしています。よく見ると鉄筋後ろ側の型枠からセパレーターといわれる先に白いもの(ピーコン)がついた棒がにょきにょき出てると思いますが、これで外壁と室内の型枠同士を繋いで、コンクリートを流し込んだ圧力に耐えるとともに、精度のいい壁をつくるのに役立っています。そして、このセパレーターのピーコン跡をモルタルで埋めたものが打ち放しコンクリートに見られる丸い少しへこんだ部分になります。そのため、このセパレーターの配置に気をつけないと、ピーコン跡の揃っていない見苦しい仕上げになります。

壁の真ん中に額みたいなものがありますが、これが開口部になります。型枠をすべて建て込んだ後、上からコンクリートを流し込めば、この開口部がくり貫かれた躯体の出来上がりです。

ちなみに、左手壁の方に見えるオレンジ色の管はCD管といわれる電気の配線用の管です。あまり多すぎると構造に悪影響を与えます。

この後は単管パイプを使って型枠を強固に補強します。補強しなければコンクリート打設時のコンクリートの圧力はセパレーターを吹き飛ばす程の力がかかるのです。コンクリートの圧力に負けず、段差がなく精度のいいコンクリート躯体をつくれるか、型枠大工さんの腕の見せ所となります。

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