住まい・建築・デザインに関するコラム

こちらは昔のブログになります。書いてある内容には今では古い情報となってしまっているものが多々ありますのでご注意ください。最新情報はプラスディー設計室HPを御覧ください。
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避難所用簡易間仕切りシステム支援募金

東北地方の震災で心を痛める日々です。
こちらにも書きましたが、普通の日常を送れること、家族を守る住まいをつくることの重要さを想いながら、仕事をしております。

さて、建築的には仮設住宅の整備などはまだ数ヶ月かかるものと思われます。
そんななかで、建築家・坂茂によるボランタリー建築機構が避難所用 簡易間仕切りシステムを改良してつくる活動を開始しております。建築に携わる人間として、このような迅速に対応できるであろうことを支援したいと思います。当社も募金を行いましたが、こちらにその試みを紹介させていただきます。賛同いただける方はぜひ募金を!

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東北地方太平洋沖地震 支援 募金のお願い
 
 
東北地方太平洋沖地震に関する多数の問い合わせをいただいておりますが、被災者が避難されている避難所でこれまで作ってきた簡易間仕切りを改良して作る活動を開始し、現在準備を進めております。
今後、避難所での生活を強いられる人々にとってはプライバシーもなく、より精神的な苦痛が増すことを避けることが必要と考えます。
順次、詳細を掲載していく予定で、同時に皆様からの義援金のご協力をお願い致します。

以下、板茂建築設計のサイトをご覧下さい。

プロジェクトノートのブログ開設しました。
新しく「プラスディー設計室 プロジェクトノート」のブログを開設しました。

現在工事中、計画中の建築レポートです。


今までこの「住まい・建築・デザイン・関するコラム」で現場状況も書いていましたが、

記事数が多くなり見づらくなってきたので、新しいブログを立ち上げました。



工事中、計画中のプロジェクトに関することは「プロジェクトノート

コラムやその他のことは「住まい・建築・デザインに関するコラム

という感じで分けていくつもりです。


よろしくお願い致します。


ちなみにホームページも少し手を加えました。(まだ未完成ですが・・・)
リノベシンポ鹿児島

6月5日にマルヤガーデンズで行われるリノベーションシンポジウムにパネリストとして参加します。


詳しくはこちら


何気なしに受けたのですが、他のパネリストメンバーを知ってアタフタしています(汗)
本当にもう凄い人ばかり・・・・、そこに自分の名前が連なっているのが不思議でしょうがない・・・・。
まあ、こういう方々と一緒に議論が出来ることを良い機会だと思い頑張ります。


全体テーマとしては「まちとひととリノベーション」
そのなかの第3部「リノベーションの地域展開」に参加します。

リノベーションが鹿児島ではなかなか進んでいないなかで、必要なのは仕組みづくり。
自分としては不動産と設計事務所を兼業している立場で話しができればと思っています。




それよりも、上棟式と日程が重なりそうで頭が痛いなぁ・・・・。
最新情報


LEAP2月号建築のある町並みのコーナーに「視線の抜ける家」が掲載されました。
このコーナーは地方情報誌でありながら、毎号建築にクローズアップするという素晴らしいコーナーです。できる限りこのコーナーは続けていって欲しいですね〜。


現在、進行中のプロジェクトとして「CUBOID HOUSE」と「(仮称)西原貸家」が建築中。
「(仮称)切妻瓦屋根の平屋木造住宅」が実施設計中です。


WORKSに竣工写真アップしました。


すいません、バタバタしていてブログの更新が遅れ気味です。
落ち着いたら、またアップします!
近況
なんとか、3つ同時進行の設計がひと段落しました。

とりあえず、人間らしい生活に戻れそうです(笑)



3つの建築は設計がスタートした時期はバラバラだったのですが、図面完成時期がものの見事に重なってしまい、かな〜り大変でした。設計スタッフが増えていなかったら死んでましたね・・・。
しかしながら、結果としては全ての建物において集中力を持って、質を落とさず良い設計が出来たと思います。あとは見積もりがいくらで出てくるか・・・。これから価格調整に入って、無事予算内に納まれば着工です。


予定通り行けば、8月は3つの物件がスタートします。
着工が決まったら詳細を発表します。


また、その他に鉄筋コンクリート造住宅の設計契約も頂きました。RCローコストの限界に挑戦です!これから実施設計に入って、3月に完成予定です。
近況

すいません、コラムの更新怠っています・・・・。

データが飛んだり、仕事が重なったりと慌しいです(汗)
全ての仕事を全力投球!!
一日は24時間あります!!(倒れない程度にやってます・・・)
ちなみに住宅が2件と鹿児島市のコンバージョン計画が進行中。
着工が決まればホームページにパースをアップしますね。



今月より設計スタッフのマキノ君が入りました。



お陰様で、会社として順調にステップアップしています。

「全てはお客様の笑顔のために」

初心忘れるべからず!

より高い顧客満足を得られるよう、試行錯誤しながら頑張っていきます!
works更新
プラスディー設計室ホームページのworks更新しました。
かんくペットクリニック+自邸とStudio FiLceの竣工写真を加えました。



改めて、worksを見ると・・・。
あれ?住宅以外が結構多い?

現在、計画中の建築はほとんど住宅なのでその事実に今更気づく・・・。
当社は住宅メインの設計事務所のつもりでしたが、今の段階ではそうでもないなぁ・・・。
自分としてはちょっと不思議な現象。
たぶん、住宅に比べ商業的建築は依頼を頂いてから完成までが早いために、先に商業的建築が実績として増えているのだと思います。

今、自分の計画している住宅は皆さんかな〜りのんびりしている人が多数ですから。計画案を出してから答えがなかなか帰ってきません(笑)
自分としてはその間に他の仕事が出来るので全然構わないんですけどね。

それでも、少しずつ進行はしているのでそのうち住宅の完成物件も増えていくと思います。

来年の今頃はworksに住宅の物件が並んでいる・・・・・はず?
謹賀新年


あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い致します。

良い年になりますように!
年末年始休業のお知らせ
12月30日〜1月4日は
年末年始休業とさせて頂きます。

2009年もよろしくお願い致します。
KAP建築セミナー
先週末は熊本へ。
くまもとアートポリス建築展2008のKAP建築セミナーに参加してきました。

22日は県庁にてセミナー。

「現代建築放談」
出演者:伊東豊雄+赤松佳珠子+桂英昭+小嶋一浩+坂本一成+末廣香織+曽我部昌史+高橋晶子+高橋寛+藤本壮介+永吉歩+渡瀬正記+KAP

とまあ、日本を代表する建築家が勢ぞろい。
別にこの日のためのゲストということではなく、全員が熊本アートポリスのプロジェクトに関わっているというのがこの事業のまた凄いところ。鹿屋のラクパハウスも設計された末廣さんが進行役でした。
それぞれが自分の作品を説明し、その後はフリートーク。
ワークショップの意義、建築とは何か、設計の姿勢など中身の濃〜い放談でした。

モダニズムとも、ポストモダンともいえない、新しい世界に突入しつつあるということを実際に実感できました。疑問を持っていた最近の建築の傾向について理解できた気がします。それが、私の設計活動にすぐに影響することは無いですが、建築雑誌などを介してトップランナーの影響をじわじわと受けることになるでしょう。

そして最後に伊東さんが強調されていたのは、建築家と一般の人との関わり方でした。当たり前のようなことですが、特に公共事業においては非常に困難なことです。公共事業において数多くの苦労されていた伊東さんの言葉は重かったです。現在、華やかな建築をつくっているように見えますが、その裏には様々な想いがあるのでしょう。


その後は交流会。勝手に立食パーティーのような雰囲気を予想していたので、居酒屋の大広間は予想外。それにしても人多かったなぁ。
2次会はカラオケ大会(笑)
伊東さんのカラオケ好きは噂で聞いてましたが・・・・・。学生に混じって、建築家の方々がカラオケボックスで歌っている光景はなんか凄かったです(笑)



23日は
「アートポリスプロジェクトの現場で設計者が語る〜モクバン&芦北町交流センター」
建築家の方々と共に2つの現場をバスで廻りました。

まずは芦北町交流センターへ。設計者:高橋晶子+高橋寛。


現在、まだ工事中です。バトミントンの試合も想定した体育館のような空間。
こちらの建物の屋根は木造。かごを編むような構造になっていて、構造体のせいはなんとわずか120mm。実際には60mmでも構造的には大丈夫らしいです。RCや鉄骨をつかってもそんな薄さは無理です。木造の可能性を感じる建築でした。
木は熊本の杉を使用していますが、加工したのは大隅の工場だというのにも驚きました。

次はモクバンへ。


この施設は球泉洞休暇村のバンガローです。設計者:藤本壮介。
35cm角の材木を組み上げて出来た建築。中は平らな面がほとんどなく、寝る場所、座る場所はどこ?という状態です。
見学の日はあまりの人の多さにアミューズメント施設と化してましたが、またゆっくりと別の日に泊まりに来たいですね。



そんな感じで中身の濃い2日間でした。日本建築のトップランナーと直に話が出来たのは貴重な体験でした。また開催して欲しいイベントですね。


熊本アートポリスは世界でも珍しい形態の事業です。海外からの見学者も多いようです。

よく公共建築は「ハコモノ」として批判されます。熊本では、そのハコモノをつくるのではなく、建築家とともに本当に価値のある公共建築として造っていこうという事業です。建築家は基本的にコミッショナーによって選ばれるのも特徴のひとつです。
確かに、バブル期には批判されても可笑しくない多額の税金が使われたのも事実。しかし、その事業が20年近く経った今でも継続しているのは驚くべきことです。一時、下火になりそうでしたが。
そして、伊東さんが新たにコミッショナーになって、また事業が動き出しました。このようなイベントが盛況に開催できるのも久しぶりとのことです。
しかし、予算は昔とは一桁以上違うようで、運営は本当に苦しいようです。
携わる建築家の方々はもちろん、発注主となる市町村の方々、そして県職員さんの頭が下がるほどの理解と協力があって初めて成り立っているものだと痛感しました。特に、行政サイドの方々の頑張りは涙ものです。

まあ、鹿児島じゃあ無理な事業でしょう(涙)。ただ、学ぶべき点はたくさんあるはず。


残念だったのは今回のイベントに鹿児島からの参加者が非常に少なかったこと。隣の県なのに。全国各地から参加者がいたのに。
特に、鹿大生!こういう貴重なイベントを逃してどうするの?


熊本県庁。イチョウが綺麗でした。

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